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ネット誹謗中傷の対策

  • 2016年11月24日 | 2,991view

学校裏サイトの問題|誹謗中傷、いじめの見つけ方と対策方法

学校裏サイト

学校裏サイトは、無料掲示板ページやSNSなどを使用して、学校の情報や話題を掲載している非公式のコミュニティサイトです。学校裏サイトが全国に広がりを見せる中で、それが原因でいじめや誹謗中傷を受けるといった事件も増えています。学校裏サイトの問題点と誹謗中傷への対策についてみていきましょう。

学校裏サイトの問題に強い弁護士一覧

学校裏サイトにひそむ問題点とは?

学校裏サイトとは、学校の公式サイトとは別に生徒間の情報交換や交流を目的に立ち上げられた非公式のコミュニティサイトです。在校生や卒業生がSNSや無料掲示板サイトを使って開設していることがほとんどで、携帯やスマホからでも簡単にアクセスや書き込みが可能です。

学校裏サイトがはじめて注目された事件

学校裏サイトは2002年にはすでに存在していたと言われますが、裏サイトが注目されたのは2007年に起きた、神戸市の高校に通う男子のいじめ自殺事件がきっかけです。

学校裏サイトでの誹謗中傷も原因だった

男子高校生は金銭要求などのいじめを受けていたほか、加害者メンバーが立ち上げた学校裏サイト上で、ひどい悪口や誹謗中傷が書き込まれていました。さらに、そこには男子学生の電話番号や住所などの個人情報、プライベート写真なども掲載されていたのです。警察は、サイト上でのいじめや嫌がらせが男子高校生を自殺に追い込む一因になったとみています。

事件を契機に、学校裏サイトの存在が世に知られるように

当初、学校側が自殺の原因がいじめであることを否定してその後も発言が二転三転したこともあり、この事件はマスメディアに多くとりあげられたことがきっかけで学校裏サイトの存在が一般的に知られるようになりました。

学校裏サイトの問題点

学校裏サイトに書き込まれる内容は、一般的に友達同士のうわさ話や芸能人の話題が多いです。しかし書き込みをしている人の間で良く思わない相手がいる場合、集団意識や仲間意識から根拠のない誹謗中傷や悪口に発展する傾向にあります。

特定の者しか閲覧できない閉鎖的な空間

多くの学校裏サイトは、パスワード認証で部外者は閲覧できないようにしていたり、また学校名を当て字にして検索できないようになっています。また、IPアドレスが判別されないよう、パソコンからのアクセスを拒否する設定にしていることもあります。

実名での誹謗中傷やプライベート写真の掲載も

通常は、サイトの管理者により実名の書き込みが規制されています。しかし、生徒を特定できるような伏せ字やイニシャルを使っていたり、悪質なケースになると実名で悪口を書き込んだり、プライベート写真を掲載することもあり、事態は深刻です。

言葉の行き違いからいじめや誹謗中傷に発展

裏サイトでは顔を合わせず声も聞かずに文字だけで会話をするため、ちょっとした言葉の行き違いが大げんかや互いの誹謗中傷になることもあります。軽い気持ちで書き込んだ内容が、誤解を受けて批判されいじめにつながったり、1対1のけんかから周囲をまきこむ大騒動になる場合もあります。

学校側や保護者が裏サイトの存在を知らない

パスワードを設定して特定の者しか閲覧できないようにしているサイトも多く、学校側や保護者が学校裏サイトの存在を把握することが難しくなっています。またスマホの操作やインターネットに疎い保護者や教師が多いことも、子どものいじめの原因を把握できない要因のひとつです。

学校裏サイトの見つけ方と対策

現代の子どもたちは無料掲示板サイトに対する情報を友達同士でシェアしていますので、保護者よりも深く知識を習得しています。このような掲示板サイトは無料で作成できるサービスが多いため、社外全体の監視が必要です。

学校裏サイトの見つけ方

子どものいじめを未然に防ぎ子どもを守るため、学校裏サイトで起きているいじめや誹謗中傷をチェックするにはどうしたらよいのでしょうか。

学校裏サイト リンク集

学校裏サイトを見つけるには、「学校裏サイト リンク集」というサイトを利用しましょう。
これは全国webカウンセリング協議会が運営しているサイトで、学校裏サイトに関わる問題を専門に扱っています。同サイトによると、2009年11月時点で11万3404もの学校裏サイトが確認されています。(※1)

学校裏サイトチェッカー

「学校裏サイトチェッカー」のウェブサイトも、全国の学校裏サイトの検索をするのに役立つツールです。上記の「学校裏サイト リンク集」と共に、誹謗中傷の迅速な発見・収束に役立てるようにしましょう。

リテラシー教育の重要性

中学校・高校の学校裏サイトに対する対策は、事後よりも事前の対策が重要です。小学生まではITのスキルも限られていますが、中学校や高校になると大人と同等か、それ以上のスキルを身につけるようになります。

子供の情報リテラシー能力を育成することが先決

公開されている裏サイト作成方法のサイトを参考に、興味半分で作成してしまうケースがあります。そのため、学校でリテラシー教育を行い、学校裏サイトにひそむ弊害や問題点を生徒や保護者に伝えることが必要です。それに加え、想像力、表現力、コミュニケーション能力の向上など、子どもの情報活用能力を育成することが重要だといえます。

動画投稿サイトで学校裏サイトの作り方を指南していることも

最近は学校裏サイトの作成方法について、YouTube等の動画投稿サイトでその方法を公開しているサイトがあるため、子どもでも簡単に裏サイトを開設することができます。「学校名+クラス名」等のスレッドタイトルを付けて掲示板を作成することなども容易です。そのため、学校側とPTAが一丸となってこのようなサイトを監視し、警告を出すよう取り組んでいく必要があります。

学校裏サイトで誹謗中傷を受けたときはどうする?

実際に学校裏サイト上で子供の誹謗中傷や保護者のデマが書かれてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

自力でできる解決方法

まず、自力でできる方法としてはサイト管理者に削除請求をする、webカウンセリング協会や警察などに相談する方法があります。下手に削除依頼をすると矛先がこちら側に向くこともあるので、実際に削除請求をするときには細心の注意を払うようにしましょう。

サイト管理者へ削除請求

一般的な方法として、サイト運営者に削除を求めるといった方法があります。誹謗中傷やいじめのような問題のある書き込みを発見した場合、裏サイトの管理人に通報し、削除要請をします。対処のスレッド名やスレッドナンバー、URLなどに加えて、「○○という表現は誹謗中傷なので削除してください」といった削除してほしい内容を明記します。

webカウンセリング協議会・警察などに連絡

しかし、サイトの削除依頼をした教員が、誹謗中傷の対象となることもあるため、より確実で安全な対策としては、全国webカウンセリング協議会や警察に相談することをおすすめします。過去の事例では、警察や弁護士に相談し匿名の掲示板で誹謗中傷を繰り返し書き込んでいた女性を特定し、児童相談所に通告するなどの対策が取られています。

迅速な解決を図るためには弁護士に相談するのがベスト

学校裏サイトの問題を根本的に解決しようと思えば、やはり弁護士に相談して対策を講じるのがベストです。弁護士であれば法律に基づく削除請求や書き込み者の特定・損害賠償請求と法的手段に打って出ることもできるため、被害者にとっては心強いパートナーとなるでしょう。

こんなときはネット問題に強い弁護士に相談を

以下のような悩みを一刻も早く解決したいのであれば、弁護士に依頼することが近道です。

  • 事実無根でいやがらせのような誹謗中傷の書き込みを削除したい
  • プライバシー侵害にあたる個人情報(住所、氏名、職場等)の情報を削除したい
  • 誹謗中傷を書き込んだ犯人を特定したい。損害賠償を請求したい。

学校裏サイトの問題に強い弁護士一覧

弁護士なら法的手段も使える

ネット問題に強く誹謗中傷対策に関する専門知識をもつ弁護士に相談すれば、IT技術やツール駆使しどのような情報が拡散されているのかを素早く調べてくれるでしょう。また、弁護士なら的確な方法で被害状況と全体像を正確に把握した上で法的措置を取れるので、被害を抑え加害者の特定や再発防止策を講じることができます。

スマートフォンの急激な普及に伴い、深刻ないじめや事件に発展するような誹謗中傷・デマなどに関する学校裏サイトへの書き込みが増えています。現在では学校や弁護士、大学教授などを中心にそれらの問題への対策が講じられているので、被害に遭ったときには一人で悩まずに専門機関などに相談することをおすすめします。

ネット誹謗中傷問題に強い弁護士事務所

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