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ネット誹謗中傷の対策

  • 2016年11月15日 | 2,111view

関連検索ワードの仕組み|「社名+ブラック」などのネガティブワードは削除できる?

関連検索

便利な検索補助機能である関連検索ワードは、関連性の高いキーワードを機械的に収集して検索回数の多いものを自動的に表示するものです。ときに「社名+ブラック」などの悪意あるワードが表示される被害に遭うことがあります。悪評が広まり実害を被る前にネット問題に強い弁護士に相談して削除などの対策をとりましょう。

ネガティブワードの削除に強い弁護士一覧

関連検索ワードの仕組み

何か情報を得たいと思ったときに、まずはインターネットで調べることが当たり前の時代になりました。主にインターネット検索に使用されるのが、「Yahoo!」と「Google」の2大検索エンジンです。どちらも使ったことがある人は多いのではないでしょうか。

関連検索ワードの利便性は表裏一体

こうした検索サービスは日々向上されており、最近は検索結果に「関連検索ワード」が表示されるようになりました。ユーザーにとっては大変便利な機能である一方、企業にとっては悪意ある関連検索ワードのせいで風評被害が起きたり、営業活動に支障を来したりする問題が起きています。

関連検索ワードとは

「関連検索キーワード」とは、適切な組み合わせキーワードが見つからないためにとりあえず単ワードを入力して検索をしたとき、その言葉に関連したキーワードが表示される機能のことです。検索エンジンにあるワードを入れて検索すると、検索語入力欄の下やページ下部に検索語と関連するワードが表示され、それをクリックするとより詳しい内容を調べることができます。

関連ワードを機械的に収集して自動表示している

検索エンジンは、利用者があるキーワードを入力したときによく組み合わせて検索されるキーワードや、関連性の高いキーワードを機械的に収集しています。検索画面では、そうやって収集した情報を分析して、検索回数の多いワードの組み合わせが自動的に表示されるようになっているのです。

Yahoo!とGoogleで仕組みは異なる

細かく見てみるとYahoo!とGoogleの検索関連キーワード表示に関するロジックはやや異なっています。この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

Yahoo!は時間枠で見ている

Yahoo!検索では、直前までの検索キーワードの中から、ある時間枠において頻繁に用いられるものを候補として表示しています。たとえば、プロ野球のシーズン中に「プロ野球」と検索すれば、「プロ野球 速報」や「プロ野球 成績」といったワードが反映され、オフシーズンには「プロ野球 ドラフト」や「プロ野球 戦力外」などの候補が表示されます。

Googleは過去の積み上げ

それに対し、Googleは過去に積み重ねられたWebページの文書群から、その言葉とよく一緒に取り上げられたキーワードが関連ワードとして表示されるシステムになっています。具体的には、Webページを収集して索引作成を行うためのプログラムであるクローラが収集したページ上で、検索キーワードとともに出現する回数の多い言葉を関連検索として表示しているのです。

ネガティブワードが関連される

関連検索ワードが表示されることは便利な反面、時に困ったことになることもあります。
ある企業名で検索したときに過去の不祥事に関するキーワードが表示されたり、事実無根のネガティブ情報が出てきたりするなど、関連キーワードのせいで風評被害が起きる恐れがあるのです。

就活でも検索する時代

ひと昔前のように「インターネットの書き込みは信用できない」とされた時代は去り、今や口コミサイトは信頼性を勝ち取り、多くの人が何か行動を起こすときの参考にするようになりました。それは、就職活動についても例外ではありません。特に、「ブラック企業」と言われる過重労働させる会社がニュース等で問題視される中、求人応募者は企業のリアルな状況を知りたがっています。

「企業名+ブラック」が検索される

就職サイトも「インターネットでブラックかどうか情報を収集せよ」などと企業情報の検索を推奨しており、「企業名+ブラック」というキーワードを使って企業調査が行われる機会が増えているのが現状です。そのことによって「企業名+ブラック」の検索ボリュームが増え、ブラック企業でもないのにブラックと表示されてしまうという事態が起きています。

ネガティブワードは広まりやすい

また、「ブラック、評判、噂」などのネガティブワードは、人間の興味をそそりやすい言葉のため、就職活動中ではない一般の人までもが、「(企業名) ブラック」と検索するになります。そうして検索ボリュームは増加の一途をたどり、クリックがクリックを産む悪循環に陥ってしまうのです。

ネガティブワードを放っておくと危険!

関連検索ワードに「企業名+ブラック」や「商品名+ネガティブワード」が表示されると、会社や商品の信用が著しく低下してしまう可能性があります。

関連検索ワードによるネット被害

関連検索キーワードによるネットでの被害は、社名や商品名、サービス名で検索した際に起こる場合が多いと言われています。

お客様の購買意欲が奪われる

個人でも被害を受けることはありますが、企業の場合は特に、商品やサービスに対する悪意ある評判が広がると、多大な被害を被ってしまいます。社名と風評被害につながるキーワードが関連していれば、ユーザーが抱いてくれていた購買意欲もなくなってしまうのは当然です。

退職者による悪評が採用活動に影響

また、退職者が偏った見方で社内の様子について暴露したり、採用試験で不合格になってしまった人が根も葉もない悪い噂を書き込んだりといった行為を見かけることがあります。こうした職場環境についての悪評は応募者の誤解を生み、入社希望の人数を大幅に減らしてしまうなど、採用活動にも深刻な被害をもたらします。

マスコミに騒がれる

さらに、風評被害が発生すると、新聞やテレビ、雑誌などのマスコミが過敏に反応してニュースになることもあります。そのため、気が付いたらと自分の会社が大きな社会問題に巻きこまれていたというようなケースも起こっています。

負のスパイラルが起こる

ネットで起こる風評被害の中でも、Googleサジェストや関連検索キーワードはなかなか消えないのが特徴です。

匿名性なので書き込まれやすい

インターネット上では個人が匿名で情報発信できるため、巨大掲示板などで特定の企業や個人に向けて誹謗中傷をしても、簡単には投稿者の身元が特定されません。 そのため、第三者から悪意ある情報を流されてしまいやすいのです。

誹謗中傷は拡散されていく

さらに、誹謗中傷には尾ひれが付きやすく、一度書き込まれたら話が想像以上に大きくなってさらなる関連キーワードに派生し、どんどん別のサイトへ情報が拡散していきます。こうした負のスパイラルが起きやすいのが、インターネットの特徴です。

取り返しがつかなくなる前に削除を

勝手に消える期待が薄い関連検索キーワード。放っておくと、会社に対するネガティブなイメージが広がり、お客様が離れていくだけでなく、取引先との関係が悪化したり最悪の場合金融機関からの融資ストップなどという事態にもなりかねません。そのため、迅速に削除などの対応とる必要があります。

ネガティブワードの削除については弁護士へ相談を

検索エンジン運営会社は、一定のネガティブな単語について請求があれば自主的な削除に応じています。しかし、削除請求にあたっては権利侵害の証明などしっかりとした理由を揃える必要があったり、請求しても削除に応じてもらえなかったりすることがあるので、専門家に相談して動くことをおすすめします。

ネガティブワードの削除に強い弁護士一覧

削除について相談すべきは誹謗中傷対策業者?それとも弁護士?

関連キーワード削除に関する相談は、誹謗中傷対策業者やネットに強い弁護士などが受けてくれます。それぞれにできること・できないことがあるので、どちらに対策を依頼するべきかについては事前によく検討しましょう。

誹謗中傷対策業者では…

関連検索ワードは、書き込みや記事そのものの削除のように一度消せば終わりというものではありません。誹謗中傷対策業者が行う削除対策の場合、やめるとワードが再浮上する恐れがあるやり方をしていることが多いです。また、非弁行為などの違法行為を行っているところも存在します。

弁護士ができること

弁護士であれば、法律に則った方法でネガティブワードを削除することが可能です。まずは検索エンジン運営会社に対してネガティブワードの削除を請求し、交渉で削除に応じてもらえない場合には、裁判所で仮処分を申請するといった措置が取られます。すると、検索エンジン側もその誹謗中傷の関連ワードが表示されないように、アルゴリズムを操作してくれるので、削除されれば再発する恐れはなくなるでしょう。

IT弁護士によるコンサルティングや顧問契約を依頼するのも手

ネット問題を専門に扱う「IT弁護士」の中には、風評被害を未然に防ぐためのコンサルティングや顧問契約を行っている弁護士もいます。普段からこうした制度を利用して被害に備えておくことも必要ではないでしょうか。

自社名に一度ネガティブなワードが関連付けられてしまうと、企業の存続に関わる自体にもなりかねません。ネット問題に強い弁護士にモニタリングを依頼したりするなど、日頃からネガティブワードへの対策を行っておくことが重要です。

ネット誹謗中傷問題に強い弁護士事務所

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