法人個人

ネットの豆知識

  • 2017年04月18日 | 704view

現代のコミュニケーションツール、SNSとはいったい何か?

sns

FacebookやTwitter、LINE等のSNS。現代ではこれがどんなものか知らない人は少数派と言っても過言ではないでしょう。SNSを利用すれば現実社会では知らない人や、知り合うことが困難な人とも繋がることができるなどのメリットがあります。しかし、その利便性の裏には重大なリスクも潜んでいることを忘れてはならないのです。

SNSって何だろう

SNS (Social Network Service)は日記やメッセージ等を通じて友人や知人・共通の趣味を持つ人達との交流を目的としたサービスの総称です。

SNSとは

SNSはインターネット上の繋がりを構築するサービスです。広義にはかつてのメーリングリストやBBS、mixi等も含まれますが、現在社会に流通している主要なSNSはFacebookやLINE、Twitter等でしょう。

SNSの歴史

初期のSNSは1990年代前半に現れた米国の「Theglobe.com」や「Geocites」等で当初の機能は個人サイトを通してチャットや掲示板機能、サイト開設ツール等を利用できる程度でした。しかし数年後に友人検索機能が開発され同じ様な興味をもつ人を探し出せる等ユーザープロファイルの編集がSNSの中心となります。これを契機に更に進んだ機能の開発が次々に行われ2000年代前半にはSNSのユーザーは爆発的に増え始めました。この頃に開設されたのが現在世界最多のユーザーを持つSNS「Facebook」です。

SNSの主要な機能

典型的なSNSの機能としてはプロフィールや写真を公開する機能やアドレス等の情報を知らせることなくメッセージの交換ができる機能、掲示板等で交流できるコミュニティ機能、カレンダー・スケジュール機能等がありますがSNSが普及して久しい今日ではその構造や機能は実に多様化しています。「mixi」等一昔前のものは“実社会での繋がり”に重きを置いたため、既存会員からの紹介がないと参加できない仕組みを採っていましたが近年のSNSは基本的に誰でも利用できる様になっています。

様々な人と繋がることができる

SNSの様々な性質の中でも特筆すべきはやはり現実世界では繋がることが困難な人とも交信できる等コミュニティーツールとしての秀逸性でしょう。

“横の繋がり” が生まれやすい

多くのSNSでは共通した趣味や関心を持った者同士のグループを容易に作成できます。そうしたグループ内では年齢や立場、住んでいる場所等に捉われることなくやり取りをする関係即ち“横の繋がり”が生まれやすいと言えます。つまりSNSを使えば実社会では関わりのない人や知り合うことが困難な人とも交信できるのです。

そこから現実社会での繋がりに発展させることも

そこから更に現実での繋がりに発展させることも可能です。例えば料理好きが集まるSNS上のグループで仲良くなった者同士が直接会って一緒に料理や話をすることもできるわけです。この集いは“オフ会”と呼ばれ近年急増しておりSNS上に共通の趣味を持った友人を持つユーザーの内、その友人とオフ会等で実際に会った経験があるユーザーは3割近くに上るとのデータもあります。また最近ではFacebookに企業が求人情報を掲載するケースや、ボランティア活動等の呼びかけ行うケースもあり、就職活動や催し事の人員集め等に活用されることも少なくありません。

SNSを利用する様々なメリット

この様にいろんな人と繋がり合えることはSNSの大きなメリットですが、他にも様々なメリットがあります。ここではSNSがもたらす利便性等を解説します。

SNSならではの威力が発揮されるケースも

SNSが普及したことで私達は様々な点で便利になりましたが、SNSの特性をうまく利用すればその利益を最大限に享受できるのです。

信憑性の高い情報を選択的に得られる

例えば物を買う時でも販売員から直接宣伝された場合と商品と直接の利害関係にない第三者から勧められた場合では、後者の方が信憑性は高く購買意欲をより掻き立てられます。同じ商品についての意見であるにも拘らず、誰からの情報なのかによって大きく変わってくるのです。SNSは関係の濃い人からの“濃度の濃い情報を選択的に”得ることができる点で優れていると言え、このことは様々な情報が錯綜する現代社会においては極めて有意義なことと言えます。

情報伝達スピードも速い

また商品の情報をAからBに伝えた場合つまり“口コミ”では一対一で情報が伝わっていくことが多いですが、SNSを通して伝えられた情報は一斉に大勢の人の目に触れます。つまり口コミよりも速く、かつ広く情報伝達がされることになるわけです。これは売り手にとっては願ったり叶ったりでしょう。それゆえにSNSを利用したマーケティング戦略は多いのです。

「シェア」「共有」は広がっていく

SNSを使った情報伝達を「シェアする」「共有する」と呼びます。Facebookでは「いいね!」や「コメントする」等のカーソル、LINEでは「共有する」等のカーソルをクリックすることでシェアできますが、これには非常に便利な側面があります。

倍々ゲームで多くの人に情報を伝えられる

古くから高価なプリンターやウェブサーバー、ファイル等を共有するシステムやサービス等が存在したことからも分かる様にこの“共有”という概念そのものは何ら新しいものではありません。しかしSNSではまた違ったメリットがあるのです。例えばFacebookである商品を投稿した場合は、そのユーザーの「友達」のFacebook上にもその商品の情報が掲載されます。10人の「友達」がいる人なら商品情報を10人に伝えることができ、その10人が10人にシェアすると、100人に情報が伝わる訳です。この様にユーザーひとりひとりが情報の発信者となり得るSNSでのシェアは凄まじい勢い威力を発揮します。

闇雲にシェアすればよいわけではない

ただ、情報社会の現代において私達は日々多くの情報に接しているので、皆が同様にSNSをチェックしている訳ではないことを頭に入れておく必要があります。シェアされた情報に興味がないユーザーは投稿された商品情報をスルーすることもあるでしょうし、また近年ではあらゆるものがシェアされるので当人にとっては不必要な通知が多数投稿され煩わしく感じたり、画面が通知で埋もれて見辛くなる事もあるようです。

SNSにはメリットもあるがリスクも多いことを覚えておかなければならない

この様にSNSには多くのメリットがあります。しかし一方で、従来のソーシャルネットワークでは起こりえなかった様々な問題がひそんでいることを常に頭に入れて利用する必要があります。

SNSの問題点

SNSが普及してからというもの以前では考えられなかった様々な問題が発生しています。SNSは利便性もありますがその裏にはデメリットもあるのです。

メッセージ機能の問題点

ほとんどのSNSに備わっているメッセージ機能は手軽に用件を伝えたり、コミュニケーションを図れるなど、確かに便利な側面もありますが同時に問題点もあります。代表的なのが「既読無視」の問題です。LINEではメッセージ画面にアクセスすると「既読」マークがつきます。マークが付くとメッセージの送り手は送信した内容が相手に伝わったものと解釈します。

しかしこの時相手が「後で」もしくは「手が空いたら」返信するつもりであったとしても、送り手からすれば“メッセージは読んでいるはずなのに返事がない=無視された”となってしまうのです。そして無視するつもりはない、あなたのことは大切に思っているということをアピールする為には延々とやり取りを続けなければならないこともあります。

グループ機能にまつわる問題

またFacebookやLINEには「グループ機能」が備わっています。ここでのグループとは趣味や話題等が共通した友達の集まりのことです。グループを作成することでいつでも固定メンバーでの多人数によるやり取りが可能になります。グループはやり取りの内容や参加者の名前等が全て公開されるものや内容のみ非公開のもの、メンバー以外には内容や参加者等全て秘密のもの等がありますが、やはりここにも問題が生じます。

例えば学校においてSNSが存在しなかった頃は、ある時は仲良しだけどある時はそうでもない友達の存在が許されていました。ところがSNSでグループを作るとなれば、メンバーとして招き入れるのか否かでハッキリ区別せねばならないのです。グループに勧誘されないことは当人からすれば仲間外れにされたも同然で、多感な時期の子供からすれば精神的ショックは大きいでしょう。

またグループに加わりたくないのに誘われた場合にグループには参加したくない旨を伝えればこれまたトラブルになり兼ねません。参加を拒否することは友人関係であることを拒否することに等しいのです。

モラルの問題も

SNSが原因のトラブルは子供達の間だけに起こるものではありません。近年若者が悪ふざけで投稿し逮捕される等、モラルを守らないユーザーによる事件が増え問題視されています。

悪ふざけが重大なトラブルへと発展

昨今、Twitterで主に若いユーザーが未成年飲酒や無免許運転といった犯罪行為等を投稿し、ネット上で炎上騒ぎになるケースが増えています。2013年夏には飲食店や食品販売店でユーザーが設備や食料に不適切な取り扱いをしている画像が投稿されているのが発見されて問題になりました。これらのケースは面白いと思ってか悪ふざけをした結果、当人が逮捕や解雇等社会的制裁を加えられることになった例と言えます。

SNSの利用で注意すべきこと

ネット上で社会的な繋がりを構築するSNS。非常に便利ですがその反面、様々なトラブルに巻き込まれることもあるので利用する際には細心の注意を払わなければなりません。

個人情報については注意してもし過ぎるということはない

個人情報が洩れたことが発端となり事件に巻き込まれるケースが後を絶ちません。ニュースで頻繁にこの手の話題が報道されてもどこか他人事のように思っている人も多いでしょう。しかし個人情報漏洩のリスクは誰しもにあるのです。

公開情報を限定した場合も安心できない

SNSでは例えば公開するのはアドレスだけ、都道府県と名前だけ等と個人情報の公開範囲を設定できます。これなら個人は特定されることはないと考える人が多いですがそれは大間違いです。それはひとつのSNSに掲載された情報が断片的でもブログや他のSNS等の情報と紐付けられて個人が特定される可能性があるからです。故に公開情報を限定していても安心してはいけないのです。

必要最小限の情報しか掲載しないこと

ではどうすればよいのでしょうか。答えは至極明白です。必要以上の情報を載せないことです。多くのSNSでは公開範囲を設定できますが、そもそも利用にあたって最低限必要な情報しか掲載しなければ情報がもれる可能性はまずないと言えます。現時点では実名制のSNSはまだ少ないのでメールアドレス、生年月日や性別、都道府県程度の情報で利用できる場合がほとんどでしょう。また詳細な個人情報を要求されたり、怪しいと感じた場合はすぐに利用を停止するか周囲に相談することも大切です。

情報が溢れる現代に生きる私達にとってSNSは重要な役割を果たすツールであると言えます。しかし、便利さの陰には様々なリスクも潜んでいることを常に頭に入れて利用しなければなりません。SNSでトラブルが生じたときは、ITに強い弁護士に相談するなどして、解決するのが得策です。

ネット誹謗中傷問題に強い弁護士事務所

こんな記事も一緒に読まれています

同じカテゴリの関連記事

風評被害でお困りの方へ

ネットの誹謗中傷でお悩みならまずはご相談ください。

  • ネット誹謗中傷の削除
  • 誹謗中傷犯人の特定
  • 検索結果からの削除

インターネットの利用者は、人口の80%程となっています。

スマホの登場やSNSの利用者増加に伴い、自社サイトを持たないお店であってもネットの風評は見逃せない時代になっています

法人から個人も弁護士に相談を

ネットの風評被害にお悩みの企業様から、個人の方も相談可能な弁護士を掲載しています。

【運営会社】株式会社日本情報セキュリティサービス 東京都中央区入船2-8-8 林田ビル3F TEL:0120-009-805
© 2016 株式会社日本情報セキュリティサービス