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ネット風評被害の恐怖

  • 2017年04月10日 | 17view

世界最大規模のSNS、Facebook利用上の注意点とは?

Facebook

世界最大のユーザー数を持つSNS“Facebook”。近年では個人のみならず企業や政府まで利用しており、遠隔地の人や知り合うことが困難な人とも交信できる等、非常に利便性が高いと言えます。しかしその反面、様々な問題があるのもまた事実なのです。そこで今回はトラブルを防ぐ為の心構え等Facebook利用の注意点について解説していきます。

Facebook利用の注意点とは

Facebookは言わずと知れた世界最大のSNSです。2004年にハーバード大学の学生だったマーク・ザッカ―バーグ氏が学生向けに始めた後、利用者が拡大していきました。世界中の人とコミュニケーションができるFacebookは非常に便利ですが、一方で利用には様々なリスクも伴うことを知っておく必要があります。

プライバシーの管理を徹底すること

Facebookのトラブルで多い事例の一つがプライバシーに関わることでしょう。現在は名前をインターネットで検索すれば該当する人物のFacebookページを簡単に探し出せる様になったことが問題に拍車をかけていると考えられます。では、どのような点を注意したらよいのでしょうか?

プライバシーの公開範囲の設定は慎重に

繋がった人の呼び方はSNSによって違いますがFacebookでは「友達」としています。Facebookではプロフィールや投稿内容、写真等の各項目で個別にプライバシーの公開範囲を、「公開」「友達」「自分のみ」「カスタム」の4段階に設定できます。Facebookのプライバシー設定を公開にしていたことから、個人情報を悪用されたり、顔写真を無断で使用されるケースは頻発しています。近年物議を醸している“晒し(さらし)”と呼ばれる顔写真や個人を特定できる情報を電子掲示板などに無断で公開する行為にもFacebookの情報が利用されていると言われています。

誤操作によるトラブルも多い

Facebookの投稿では閲覧範囲を設定することもできますが、「友達」のみに公開するつもりが誤って「公開」としてしまったことでトラブルになる事例も多くあります。例えば誕生パーティーの招待状を「公開」で投稿してしまい、何千人も集まって騒ぎになったケースは実際にありました。FacebookのCEOですら誤操作で投稿を「公開」してしまったこともあると言い、クリック一つで如何様にも情報が拡散してしまう点には注意が必要です。

Facebookはセキティーも危うい

またFacebookにおいて問題視されているのが「セキュリティー面での脆弱性」です。実名制のFacebookではアカウントの乗っ取り被害やサイバー攻撃に遭うリスクもあるのです。

Facebookでも“乗っ取り”被害

当人の知らないところでアカウントやID、パスワード等が何者かによって使用される“乗っ取り”。なりすましとも呼ばれるこの被害は近年“LINE”で多発していました。Facebookでは本名での登録を強く推奨しており、本人の者でないアカウントは削除の対象となりますが、乗っ取り被害は続出しています。

クリックジャッキングによる被害

またクリックジャッキングによる被害も増加傾向にあります。クリックジャッキングでは攻撃者はまず不可視化された外部ページをあらかじめ用意し、ユーザーが閲覧しているページに重ね合わせる細工を施します。するとユーザーはURLや広告等のコンテンツを自らの意志でクリックしたつもりでも実際はその個所にある“透明の”ボタンをクリックしてしまいます。そうして意図しないコンテンツを投稿されたり、プライバシーの公開範囲の設定を変えられてしまう等の害を被るのです。クリックジャッキングではユーザーが自分でボタンを押して正規のステップを踏んでいることになり、後に攻撃された痕跡を辿るのが困難です。この被害を防ぐ為には正体不明の送信者からのURLはクリックしないこと、特に短縮化されたURLはリンク先を確認する「URLプレビューツール」を利用することなどが大切です。

Facebookの投稿上の注意点

投稿すべき内容をよく考えなければならないのはFacebookに限ったことではありません。しかし実名登録が前提のFacebookでは特に注意を払う必要があると言えます。

悪ふざけを投稿しないこと

近年SNSに面白半分で犯罪行為や悪ふざけの写真等不適切な投稿をしたことが発端となって逮捕されるニュースもあります。しかしこれらは表面化されたほんの一部の事例に過ぎず、実際にはSNSが原因で人生を棒に振るケースは決して少なくないのです。

書き込みが原因で採用見送りに

就職活動において候補者のFacebookへの書き込み内容が原因で落とされるケースは存在します。公序良俗に反する行為や学校・バイト先への不平不満及び中傷の投稿等事例は様々ですが、犯罪行為等は元より法律には違反していなくとも社会的観点からすれば不適切な行動はあるのです。

例えば近年若者の間で流行している“制服ディズニー”と呼ばれる“本来なら制服を着ることのない大人が中学・高校の制服を着て”外出する行為がそれに当たります。事実内定をもらっていた候補者がこの行為をしていた事実が企業に知れ、内定取り消しになった例はあります。

このケースでは社会人として未熟であることが取り消し理由になったと考えられます。また投稿内容が友人の悪口等ネガティブなものばかりだったり、バイト先等で決定した内部の情報を投稿した場合も不採用要素になり得ます。企業はこう言った行動をとる人間を採用すれば自社の誹謗中傷を書き込まれたり情報を漏らされる危険があるとして採用を見合わせるわけです。企業側の論理としては分からなくもないですが、候補者のFacebookを無断で閲覧し合否の判断材料にするこの行為に関しては賛否両論があります。

昔の投稿でも油断すべからず

また企業の中には例えそれが何年も前のことであったとしても、就職希望者のFacebook上に不法行為や好ましくない投稿が発見された場合に内定を取り消す企業があると言います。例えば未成年の飲酒や悪ふざけで公序良俗に反する行為を投稿した場合等です。内定取り消しには至らなくてもそれが原因で評価が落ち、希望の職務内容からかけ離れた部署に配属される事例もあります。企業も本来ならばFacebookを逐一チェックする暇はないものの会社に不利益を及ぼす人物を入社させない為に、仕方なくやっているのです。

いずれにしても、若気の至りとして大目に見てくれる企業は少ないと認識した方がよさそうです。なお最近は「公開」設定で書き込みした過去の投稿を「友達のみ」に切り替えられるようになったので心当たりがある人は変更しておくと良いでしょう。

情報流出が招く事態とは

Facebookを利用する上で最も気を付けなければならないことのひとつが情報流出の問題です。情報の公開範囲の設定が不十分な場合は勿論、知らぬ間に情報が洩れることがあるので注意が必要です。

アプリから個人情報が流出する

現在インターネット上に出回っているパソコンやスマートフォンのアプリはFacebookに連携させて使用するものも多くあります。ダウンロードした際個人情報へのアクセス許可を求める画面が表示されますが、ここでアクセスを許可してしまうと個人情報が抜き取られることになるのです。アプリの中には本来必要ない情報まで要求するものも多くあります。もし連携させる場合は、どこまでの情報アクセスを求めているのか確認することが重要です。加えて日頃から表示された文面を注意深く読み“何となく”“惰性で”「許可」のボタンを押さない習慣をつけることが必要です。仮に連携を許可してしまった場合でも後で設定から解除ができます。

写真から個人情報が洩れることも

投稿した写真から住所情報が割り出される被害も続出しています。これはカメラのGPSシステム等により撮影した写真には位置情報(ジオタグ)が埋め込まれていることが原因です。撮影時に位置情報を付けない設定にしておくことも可能ですが、住所は背後の建物等景色から特定されることもあります。写真を撮る際にはバックにランドマークとなり得るものが映り込まないように気を付ける必要があります。更に近年ではカメラに向かって“ピースサイン”をすると、写真を解析され指先の指紋を読み取られるケースがあると言うから驚きです。これについては指紋を読み取り防止の為に指先に貼るフィルムも販売されています。

Facebookの利便性の裏に潜む様々な弊害

Facebookが他のSNSと違う点は複数ありますが、その中でも特に強調せねばならない点は「実名制である」ことでしょう。ネット上に本名を晒すことは非常に高いリスクが伴うのです。

“タグ付け”機能により被害が拡大しやすい

Facebookでは“タグ付け”と呼ばれる写真に一緒に写っている人物等と関連付ける機能があります。Twitterやインスタグラムでもタグ付け機能はありますが、正確な個人情報が掲載されたFacebookでは何らかの悪用をされた時に他人に及ぶ被害が計り知れないと言えます。

防犯上の問題

前述の就職活動の例の様に行動内容が知れる場合の他、行き先が第三者に露呈されることで発生するトラブルも多いです。例えば海外旅行に行っている最中にアップロードした写真が広まれば空き巣に入りやすいことを公言しているに等しいと言えます。

法的に罰せられる可能性もあるので必ず許可を取ろう

この様に個人情報が漏洩することで発生する損害は時に甚大です。タグ付けされた人物は意図せず個人情報をインターネット上に公開されたと見なすことができる為プライバシーの侵害が成立し得ます。プライバシーの侵害が認められると該当情報の削除と損害賠償を求めることができます。加害者にならない様、タグ付けは許可を取ってから行いましょう。

Facebookが発端となって犯罪行為に巻き込まれることも

FacebookはLINE等と異なりメールアドレスを入力すれば“本人認証手続き無し”で誰でも登録できます。つまり架空のアカウントも簡単に作れる訳でこのことが多くのトラブルの元凶とも言えるのです。

“Facebookは実名制だから安心”ではない

近年ではネットでの出会いから親密な関係に発展し結婚にまで至るケースも少なくありません。これに関してFacebookは実名制だから他のSNSより安心であると思われがちですが、それは認識が甘いと言わざるを得ません。

任意に投稿されたものだから様々な問題が起きる

Facebookは基本的に実名制です。しかしそれが事実ばかりが掲載されているとは限りません。Facebookに投稿する内容を決めるのは本人ですから当然自分に都合の悪い情報は基本的に載せないでしょう。極端に言えば前科があってもそれを投稿する人はいないのです。また学歴や職歴等は勿論顔写真もいくらでも偽装、修正できます。それゆえ実際に会った際にトラブルになったり、時には重大な犯罪に巻き込まれるケースがあります。

詐欺に巻き込まれるケースも

いつの時代も詐欺は存在しますが、最近増加しているのがFacebookを利用した詐欺に巻き込まれるケースです。多くのユーザーはFacebookに正確な個人情報を掲載しているために狙われやすいのです。

いつの間にか詐欺被害に

Facebook上で繋がった友人から特定の商品の購入を勧められた場合は詐欺の可能性が高いので注意が必要です。詐欺師は集団心理を利用してユーザーを陥れようとしています。構図は「主犯がターゲットと交流会等を通じて仲良くなり」「友達紹介やグループ機能を使って共犯のコミュニティーに引き込み」「共犯が商品を絶賛し、ターゲットに強く購入を勧める」といった具合です。そして被害に気付いた時には詐欺師集団は既にアカウントを削除しているケースがほとんどで、泣き寝入りするしかないのです。被害を防ぐ為には知らない人は友達承認しないことや個人情報の公開範囲を限定すること、少しでも不審に感じたら交信をやめること等が有効です。

LINE誘導には注意

また知らない人から友達申請がきて言葉巧みにフィッシングサイトや出会い系サイト等に誘導されて被害に遭うケースも増加している詐欺被害のひとつです。これらの多くはLINEのIDと称してリンクを貼り悪質な外部サイトにアクセスさせる手口ですが、ターゲットがFacebook上で「友達」になっている人物の氏名と同じ名前、若しくは一字違いのアカウントを作成して働きかけるケースもあります。ターゲットは友人が何らかの事情でアカウントを再取得したと誤認し何の疑いもなく申請を承認、やり取りをします。このように手口は年々巧妙化しています。
Facebookは確かに利便性もあるでしょう。しかし、「投稿する」ことは「個人情報を公表する」ことに等しく、軽率な行動が時に重大なトラブルに繋がり兼ねないことを十分に承知した上で利用する必要があります。もし、トラブルに巻き込まれたら、一人で対処しようとせず、弁護士や警察に相談しましょう。

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