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  • 2017年06月02日 | 754view

動画で情報を得て拡散するYouTubeについて知りたい!

YouTube

YouTubeは世界的な人気を集める動画投稿・共有サイトでユーザーがアップロードした動画を無料で閲覧できます。コンテンツは個人撮影のホームビデオから音楽ビデオ・プロモーションビデオまで多岐に渡りますが、著作権のある動画の違法アップロードが横行する等問題点もあります。そこで今回はYouTubeについて解説していきます。

YouTubeは動画の共有サービス

YouTubeとはアメリカ発の動画共有サイトです。世界中で投稿された幅広いコンテンツをアカウントに登録しなくても視聴することができることで人気があり、個人だけでなく、ビジネスでも利用されています。ここではYouTubeの基礎知識について解説します。

YouTubeの歴史

YouTubeはカリフォルニア州サンテマオで会社員のチャド・ハーリーらがパーティの際ビデオを簡単に共有できるシステムを作る方法を考えたことを契機として2005年2月15日に設立されました。(現在、本社はカリフォルニア州サンプーノに所在。)
同年11月にセコイヤキャピタルから投資を受け、翌月から公式にサービスを開始。翌年上旬にAPIと呼ばれるデータ交信プログラミング技術が発表されたことでYouTubeの映像が簡単に閲覧できるようになり爆発的に普及し、この頃から日本でもブログ等で紹介され人気が出始めました。

サイト維持等にかかる莫大なコストによる資金難が懸念されたものの2006年10月にはGoogle社に16億5000万ドルの株式交換で買収され、難をしのぎました。会員にならずとも動画の視聴が可能で現在ユーザー数全世界で10億を超えると言われています。

個人が“放送局”になれる

YouTubeのキャッチフレーズは“broad cast yourself(あなた自身を放送しよう)”で、動画の視聴だけでなく、アカウントを取得することで誰にでも動画をアップロードできます。個人が作ったオリジナルの映像を世界に向けて映像を発信できる点はYouTube人気の一因と言えるでしょう。YouTubeに投稿すること自体は誰でもできますが、ビデオを投稿するにはそれなりに準備も必要で気軽に投稿できる訳ではありません。YouTubeの場合、連日報道されるネットにおける“炎上騒ぎ”はTwitter等のSNSと比べて少ないと言えます。

YouTube特有の機能

YouTube特有の機能も数多くあり、多くのユーザーを惹きつけています。例えば「コメント」や評価を付けられる機能も備わっており、ひとつの動画に対してユーザーが感想等を付けることでコミュニティーツールとしての役割を果たします。加えて視聴回数も表示されコンテンツに対する世間の注目度が分かります。

視聴方法をカスタマイズできる

またYouTubeでは動画を「お気に入りリスト」や「後で見る」リスト等に振り分けることができます。例えばYouTube内で動画を探す際、検索結果に表示されたものを一つ一つ見ていくのは時間がかかりますが、リストに追加しておけば後からまとめて見られます。また気になる動画があるものの閲覧する暇がない場合等にも手が空いた時にゆっくり閲覧することが可能なのです。こういったフレキシブルな視聴方法はYouTubeの大きなメリットでしょう。

YouTubeは世論への影響が大きい

10億を超えるユーザーに利用されており一日あたりの動画視聴時間は数億時間、視聴回数は数十億回にものぼります。そんなYouTubeですから世間への影響も非常に大きいのです。

YouTubeは真実を公表するのにも適している

YouTubeは真実を公表するのに非常に適していると言えます。インターネットの問題点のひとつに、実際にはない虚偽の内容を世間に公表できてしまうことが挙げられますが、YouTubeのような動画の場合、文字だけの投稿に比べ虚偽情報は少ないと言えるでしょう。

プライバシーには注意

今日インターネット上で飛び交っている玉石混交の情報は誰にでも発信できるものなので、デマも少なくありません。ところがYouTubeでは偽造が難しい“映像”を扱うため、基本的に、文章と比べると投稿内容は真実が多くなります。また、“百聞は一見に如かず”で、ネット上に散らばる多くの文章を読むより、映像を一見した方が状況を詳細に把握できる可能性が高くなります。一方肖像権・プライバシーを侵害するような動画の投稿には十分に注意が必要です。

インパクトが大きい

YouTubeにアップロードされた映像が騒ぎになったケースは多くあります。例えば2007年にオーストラリアのキリスト教会の司祭が一般人に対して罵詈雑言を浴びせる様子を隠し撮りした映像が投稿された際にはその事実が世界中で波紋を呼び、最終的に同司祭の解雇に至りました。また2010年には尖閣諸島中国漁船衝突事件の映像が投稿され、日本の世論に衝撃を与えました。罪のない無抵抗の黒人に対して白人警官が発砲、射殺した映像がアップロードされ大変な騒ぎになった事例は記憶に新しいでしょう。

YouTubeのさまざまな活用方法

YouTubeは民間・個人ユーザーの娯楽としてはもちろんのこと、ビジネスなどにも活用されるソーシャルメディアです。しかし利用規約が定められており、違反した場合アップロードした動画を削除されることもあるので注意が必要です。

YouTubeで利益を得る

YouTubeを使ってビジネスを展開したり、広告収入を得ている人がいます。では、どのような方法があるのでしょうか。詳しくみていきましょう。

広告動画をアップロードして宣伝する

YouTubeでは自社の商品やサービスの広告動画を配信することが許可されています。プレロール動画広告といって、動画を視聴する前に表示する広告や動画再生中に表示されるものがあります。広告動画を流すために、年齢や性別、興味関心、また地域などでターゲットを絞ることもできます。YouTubeには広告の効果を分析するアナリティクス機能もあり、複数の動画の効果を計測したり、広告の調整をしたりできます。利用規約が定められており、アップロードした動画を限定公開設定にして販売、また課金する行為は禁止されています。違反した場合は当該動画の削除やアカウントの停止、場合によっては訴訟沙汰に発展することもあるので注意が必要です。

YouTubeで収益を得るユーチューバー

また近年ではYouTubeに動画を投稿して生計を立てる“YouTuber(ユーチューバー)”なる存在も現れました。ユーチューバーは動画を継続的に公開し、YouTubeに広告を出す企業から動画の再生回数に応じて報酬を得ており、小学生から大人まで人気を博していますが、そのビジネスモデルに対する批判的な意見も少なくありません。

政治にも利用されるYouTube

さらにYouTubeは政治に利用されることもあります。しかしオンライン動画共有サービスを利用した政治活動は時に大きな問題を起こすのも確かです。

声明や演説を公開する手段

YouTubeは選挙運動や演説と言った政治活動にも広く利用されます。例えば2005年彼のオバマ氏の大統領選挙の際の有名な演説がYouTubeにアップロードされたことで爆発的に広まり、選挙に大きく影響したことは周知の事実でしょう。また近年では日本でも連日政治家の釈明会見等が投稿されている通りで、今や政治にとってYouTubeは切っても切れない存在になっていると言えます。

YouTubeによる悪影響


YouTubeでは良い情報だけでなく、好ましくない思想を広めることもできます。例えば過激派組織「イスラム国」はYouTube等を通じてアラビア語やロシア語、英語、フランス語等多言語で宣伝・勧誘活動をしたほか、仲間同士の連絡も取り合っていました。黒い戦闘服を着て銃を連射している兵士の姿を宣伝動画として流し、子供たちに与える影響は少なくないと言われています。

YouTubeが引き起こした問題

またYouTubeの普及は良くも悪くも様々な面において私達の暮らしを大きく変えました。ここでは代表的なものを紹介します。

YouTubeにおける著作権侵害の問題

YouTubeに著作権のあるコンテンツをアップロードする行為が蔓延し社会問題になっています。しかしインターネット上での違法行為の取り締まりは困難で対処しきれないのが現状です。

違法な動画がアップロード

YouTubeにはテレビ番組やアニメ、プロモーションビデオ等著作権法によって保護されているコンテンツが違法アップロードされて問題視されています。この様な違法動画はユーザーの通報や削除依頼等によって都度削除されています。

削除されるもいたちごっこ

しかしながら違法動画を削除してもコピーされたものが再びアップロードされる“イタチごっこ”の状態にある為対策が追い付いていません。この問題に際して、削除された動画を再び投稿することができない様にする「Take down Stay down」と呼ばれるシステムを採用する案が浮上していますが、今のところ導入には至っていません。

YouTubeが“テレビ離れ”に拍車をかけた

YouTubeを始めとする動画サイトはテレビ放送には無い様々な側面を持ちますが、これは若年層のテレビ視聴者がYouTubeに流れた一因と言えます。ここでは若者のテレビ離れとYouTubeの因果関係について解説します。

YouTubeではいつでも動画を視聴できる

決まった時間に決まった長さで番組が放送されるテレビでは、“視聴者が合わせて”行動しなければならないのに対しYouTubeではその必要はなく場所や時間を選ばず好きな時にコンテンツを視聴でき、一時停止や巻き戻しが可能です。もちろんテレビを録画すればこれらは全て可能ですがYouTubeではそれすら必要なく、思い立った時にすぐに再生できるため圧倒的に便利なのです。

YouTubeでは見たいコンテンツのみの視聴が可能

テレビは受動的メディアなので、見たいコンテンツ以外の内容も視聴しなければなりません。テレビでは見たくない部分を除いての視聴はできませんが、能動的メディアであるインターネット上のYouTubeでは編集によって特定のタレントや歌手の映像だけを集めたものを楽しむことが可能なのです。

YouTubeは世界的なシェアを誇る動画投稿・共有サイトで、影響力が非常に強く様々な利便性を持っています。しかしその一方で著作権法の問題等もあることを忘れてはなりません。マナーを守りながら上手に投稿、視聴することで、個人の楽しみからビジネスまで幅広く活用できるでしょう。

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