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  • 2017年03月14日 | 1,660view

Wikiとはソフトウェアのひとつ。Wikipediaの略称ではなかったの?!

wiki

インターネットが社会インフラとして定着して久しい昨今では、ブログやSNS等、ネットを介した様々なコミュニケーションツールが存在します。そんな中で注目を集めるのが、従来とは異なる性質のサイトを実現させるシステム“Wiki”です。WikiはWikipediaの略称ではありません。ここではWikiとはどのようなものなのか解説します。

Wikiとはどういうもの?

現在web上のコミュニティツールとして主にFacebookやTwitterといったSNSやブログ等が使われていますが、近年新たに注目を集めているサービスが“Wiki”です。

Wikiはソフトウェアの一種

WikiとはWebブラウザーから誰でも自由にページの作成・編集ができるWebコンテンツ管理のソフトウェアやシステムのことです。

サイトの構築・更新がしやすい

複数の人が共同でWebサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報等を保存・管理することができるのが特徴です。そのため、不特定多数の人が次々に情報を書き込んで知識を集約していくオンライン辞典の様なWebサイトを構築することに向いています。Wikiを利用して作成したWebサイトは、通常のサイトと比べて簡単に作成や更新ができることがメリットです。

Wikiの代表作がwikipedia

Wikiを採用したサイトの代表作が“Wikipedia”です。Wikipediaは非営利団体によって運営されるオンライン百科事典サイトで、誰でも自由に新しいページを追加したり、別の人が書き込んだ内容を編集・保存することができます。またWikipediaは、日本語だけでなくドイツ語やフランス語、ポーランド語等200以上の言語で展開されていて、私達がインターネットで語句の意味や定義等を調べるときには必ずと言っていい程検索上位に表示されます。この認知度の高さが“Wiki=Wikipedia”と誤認される原因と言えます。
Wikiは“情報ストック型”
従来のSNSサービスは、ユーザー同士の交流等コミュニティ活性化のツールとして役立ちます。それに対してWikiは特定の目的に向かって複数のユーザーが知恵を集結させる“集合知”、即ちデータベース的な役割を果たす性格を持っているのです。またWikiにはページごとにパスワードを設定したりアクセス制限をかけることができる“管理者権限機能”や履歴を保存する機能も備わっていて、セキュリティーや利便性の点でも優れています。

Wikiを始めるには

そんなWikiですが、サイトを開設する為にはWikiサービスを導入する必要があります。多様なサービスがありますが、それぞれ異なる特徴を有するので自分に合ったものを選ぶことが大切です。

サーバーにインストールする

Wikiサービスを採用したサイトを開設する手段には、サーバーと契約してWikiソフトをインストールする方法があります。サーバーの種類は大きくサーバー一台を丸ごと借り受ける“ホスティング型”と複数のユーザーで使用する“共用型”に分かれ、前者は年間数百万円の費用が必要な法人向けのサービスであるのに対し、後者の共用型は比較的安価での利用が可能で、個人ブログ等小規模のサイトの運営に適していると言えます。

無料で始めることも可能

また無料のレンタルサーバーも存在します。レンタルサーバーもボランティアではないのでwebページに広告が掲載されることになりますが、気にしない人にとってはお得なサービスと言えるでしょう。会員登録するだけでWikiページを開設できるサービスもありますので、使用するのもひとつの手段です。

Wikiはコンテンツ管理システムCMSの一種

WikiはWebサイトの関連システム“CMS(contents management system)”の一種です。Wikiとは何かを把握する為にはCMSの理解も必要になります。ここではCMSとwikiの関係性について解説します。

CMSはwebサイトの管理をサポートしてくれるシステム

Webサイトの作成・更新は様々な専門知識を必要とし、骨の折れる作業と言えます。特にニュースサイト等、大量のコンテンツを持つサイトとなればなおのこと。そこで効率的にコンテンツ管理をする為にCMSを使うのです。

CMSを利用すればサイト運営がスムーズに

Webサイトを作成するには見出しや文章、画像等に加えて、レイアウトや装飾等の為の“HTML”やページ間にリンクを設定する等の作業に必要な“CSS”といった専門知識も必要です。しかし、CMSを導入してこの様な専門知識を要する部分を制御させれば、後は画像やテキスト等の情報をインプットするだけでサイトを作成することができるのです。更に本来ならばサイト内の画像や文字等の要素が更新された場合、それぞれの担当者が逐一ページをアップデートする必要がありますが、CMSを導入することでこの作業が省けサイト管理もしやすくなるのです。

重要なのは導入目的を明確化すること、

CMSを導入する際は、現状のコンテンツ管理のどこに問題があるのかを事前に明確にしておくことが大切です。ただ闇雲に取り入れたのでは、その場はしのげてもすぐにまた別の問題が浮上することになります。それどころかCMSの業務に手を取られることでかえって効率が悪くなり兼ねません。

WikiはオープンソースのCMS

また、一口にCMSと言っても有料のものから無料のものまで様々な種類があり、それぞれに異なる機能を持ちます。その中の一つが“Wiki”なのです。

オープンソースとしてのWikiの特徴

ソフトウェアの設計図に当たる“ソースコード”を一般に無料で公開し、ソフトウェアそのものの改良・再配布できる様にしたソフトウェアのことを「オープンソース」と呼び、Wikiもまたオープンソースの一種です。オープンソースのメリットの一つはソフトウェアの設計者の許諾を受けることなく、自由にソフトの改編ができることにあります。この利点によって必要な時、誰でも適宜内容をアップデートさせることが可能になりますが、それは裏を返せば正確性を欠くことにも繋がる訳で、同時にデメリットでもあると言えるのです。

様々なWikiプログラムがある

Wikiはもともとwebサイト「WikiWikiWeb」で使われていた プログラムが原型となっていて、プログラムの開発者がこれを公開したことで多くの“Wikiクローン”と呼ばれるプログラムが作成されました。現在ではスマートフォンに対応できる様に改良を加えたものやサーバー不要で使える機能を加えたもの等、60近くのWikiクローンが存在すると言われていています。

様々な場面で効果を発揮する一方、課題もある

ユーザー参加型の情報システムであるWikiは私たちの身の回りやビジネス等様々な場面・用途で使われています。しかしその性質ゆえに生じる問題や課題もあります。

キュレーションサイトに活用される

Wikiの特性を活かしたwebサイトに、“キュレーションサイト”があります。インターネット上の様々な情報やデータを収集・編集して特定のテーマでまとめたサイトで、“まとめサイト”とも呼ばれ、代表的なものでは2ちゃんねる等があります。

既存の情報をまとめたサイト

2ちゃんねる等の公開の電子掲示板では投稿の集まり(スレッド)が、長期間に渡って立つことがありますが、そうしたスレッドは時間の経過とともに閲覧できなくなってしまうため、サイトの情報をテーマに沿って保存したまとめサイトもあります。

Wikiの特徴ゆえに生じる問題もある

近年、某企業が管理するまとめサイトに不正確な情報がサイトに掲載されたことや経営方針が問題となり、関連するキュレーションサイトが次々に閉鎖されました。この様に、誰にでも自由にページの作成や編集ができるWikiを利用したサイトでは、その特性ゆえに誤った情報でも“まことしやかに”流布され得る弊害も伴うのです。

企業における情報共有

Wikiは一般の使途にとどまらず、近年では情報共有やコミュニケーション促進を目的に企業ユースとしても注目されています。様々な側面でメリットがある一方、多くの課題もあります。

業務上で様々なメリットに!

日常の業務ではドキュメントを作成するほどではないものの、メンバーに伝えておくべき事項が多数存在します。この様な情報をWikiに記録しておくことで、容易にメンバー間の密な情報共有を実現できることは企業にとって大きなメリットと言えます。またWikiの履歴保存機能は計画変更の多いプロジェクトでは極めて有用です。予定やタスクの変更等でページを更新した場合でも履歴を見れば、いつどの様な変更があったか確認できるのです。

一方で使いやすさの面等の課題も

Wikiで豊かな表現を使うには独自の記法を使用しなければならない等、専門技術に詳しくないビジネスユーザーにとって使いこなすのは簡単ではありません。またWikiはユーザーの参加なしには成立せず、参加者が多い程効果を発揮するシステムですが、管理やコントロールの傾向が強い会社の場合Wikiは企業文化にそぐわないことがあります。そのため如何にして社員に参加を促すかも重要な課題なのです。

Wikiは従来のFacebookやTwitterといったSNSに代わって注目を集めています。しかし、それらに完全に取って代わるにはまだまだ課題も多いのも事実です。

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